たった3つのことを意識すればやる気になる
アマゾンのCEOである、ジェフ・ベゾスは、
社員がやる気を出すには、
3つの要素が必要だと言ってます。
その3つは、頭文字をとって、
MAPと言われています。
それは何かというと、
Mastery ... 成長させてくれる要素がある?
Autonomy ... 自主性をかきたてられる?
Purpose ... 目的がハッキリしている?
の3つだそうです。
この要素が多ければ多いほど人はやる気になるそうです。
みなさんどうでしょうか?
言われてみれば、実際に見ている生徒も、 勉強を頑張り出すのはこの要素が揃った時です。
過去にA君という生徒がいました。
A 君は中学校1年生。
成績は300人中、200番代後半。
できる生徒ではありません。
彼はとにかく爬虫類が大好き。
家には50種類ぐらい飼っているそう。
喜んで爬虫類の話をしてきますが、
マニアックな名前をられつするので、
何を言ってるのか分からない。
友達の誕生日に良かれと思って珍しいトカゲを贈り、キモチ悪がられるという少し変わった子。
お母さんが教育熱心な方だったので、
家で教えてみたり 、
新しい参考書を買ってみたり、
なんとか興味が勉強にわくようにといろんな工夫をしていましたが、
どれも成果が出ませんでした 。
塾での 様子も、
悪い点数を取っても悪びれるではなく特に頑張ろうという 姿も見られません。
それがある出来事をきっかけに、超勉強家にひょうへんしました。
何があったかというと、
テレビを見ていると クレイジージャーニーという番組がやっていたそうです。
彼はそこに登場する、野生の爬虫類を素手でつかまえる大学の先生に心をうばわれました。
自分と同じ爬虫類好き。
いろんな国に行って、爬虫類を捕まえて研究してる彼の人生は、何て楽しそうなんだろう、
この人みたいになりたい。
と思ったそう。
で調べたらその人は、
その方は、静岡大学というところで教えていることを知る。
その後はもうとにかく静岡大学に入りたいっていう 気持ちになったそう。
で調べたら静岡大学っていうところは、
結構入るのが難しい。
でもどうしても入りたいって気持ちになって、
それからその子はめっちゃめちゃ勉強した。
中学1年生なのに、休みの日は 自分で図書館に行って6時間もやるようになった。
今まで、 塾のそのテストとか適当だったのに、めちゃめちゃ勉強をしてきて常にトップクラスの成績を収めるようになりました。
分析すると、
今までやる気が出なかった勉強に、
目的と自主性がでてきたとたんにやる気になったということだと思います。
ここまで、いきなり目標ができ自主的にやり始めるのは難しいかもしれません。
ただ、今の自分が
それをやることによっていかに成長出来るか分かっているか?
目的があるのか?
自主的にやっているのか?
ということを確認してみてください。
そして少しでもこれらの要素を意識すると、
やる気が出てくると思います。