テストで点数をとる方法

塾講師を20年やっている。
「こうすればもっと伸びたのになー」という過去の後悔は数知れず、
逆に一気に成績が上がった子もいる。

ブログを書くことによって自分の考えをまとめようと書いている。

本日は、直球だが、

テストで点数をとる方法

について書いてみたいと思う。

塾講師をしていると生徒がテストで点数がとれないのが一番つらい。

最近はようやく見ている生徒がほぼしっかり点数を採れるようになったが、
以前は相当苦労した。

授業後も残して12時近くまで補講をし、

大量の宿題を出し、
やってこなければ激怒。

それなのに返ってきたテストはさんざん・・・・
という子もたくさんいた

しかし、
あることを変えたせいで一気に点数がとれるようになった。


それは、

基本と実戦問題の比率


そこまで特別な方法ではないが、
これに気づき、指導した結果
点数が大幅に伸びた


それに気付くきっかけになったのは、
ある時高校を卒業した元塾生たちが、
私の勤務する校舎に遊びに来て、
車の免許の話をしていた。


あいつも、あいつも免許をとったという話をしていたが、


そもそもテスト全然だめだったやつが、
学科よくうかったなとww


あいつなんか英単語1つも覚えられず、
英語10点だったのにww


勉強よりも、免許をとる方が必死で頑張るから。


確かにそうかもしれない、

ただ私が注目したのは、
教習所での
テストに向かうまでのプロセス。

教習所では、こういう感じでテストされるよー
みたいな模擬テストが6パターンぐらいあって、
それをとにかく必死で覚えるらしい。

学科の授業もあり、
なにやら車の仕組みについて講義されていたが、
ほとんど理解できなかったらしいww


しかし模擬問題を必死に覚え、
ほぼ満点をとったと。


そう考えると、普段わたしがやっていた指導(英語)は

基本文法は完ぺきに使いこなせるようにし、
出題される単語、熟語を完ぺきに覚えさせ、

「これで点数がとれるはずだー」と思っていた。


とれるわけがなかった・・・・


例えばバスケットでいうと、
筋トレをし、ドリブル、シュートの練習をさせるが
試合していない状態
できるはずなし


それからは、テストへの取り組み方をガラッと変えた

理解はとりあえず5割くらいでよし、
あとは、
とにかく本番のテストに近いものをやらせまくった


具体的には5パターンぐらいの過去問を、
暗記するぐらいやりこませた。


その結果・・・

ほとんどの生徒が8割とれるようになった!


前回のテストから50点アップなんて子もいた!!


まとめると、
これからテストに向けて頑張ろうという人は、
基本と実戦問題の比率を意識することが非常に大切

目安としては、
1が理解、基本だとしたら、
5じっせん問題ぐらいでいいと思う。

何事もゴールを意識することが大切
本番に近い形のものをやりこむことが必要。


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