勉強を「ゲーム化」する。

塾講師を約20年やっています。
長くやっていると、どうすればやる気になったり、
成績が上がるのかが、少なからず分かってきます。
それをシェアさせていただき、
これを読んだ方の
助けに少しでもなればと思っています。


勉強には努力が必要ですが、
その努力を長続きさせるために、
出来るだけ楽しくやりましょう。


楽しくやるために、
脳科学者の中野信子氏は「努力をゲーム化する」ことをすすめています。

彼女が言っている「努力をゲーム化する」やり方は

大きく分けて2つです。

1 成長が分かるようにする。


中野氏が言うには、
最も手軽で簡単な方法は、

「記録すること」

だそうです。

例えば、
今日何時間勉強したかを記録しておく、
計算問題にどれだけかかったかを記録する。
(データに落とし込んでグラフ等で)
などです。

これだけで努力する事が楽しくなるそうです。

確かに、
みんなが熱中する
ロールプレイングゲームでは、
主人公の成長が見に見えて分かるように、
数値化されています。

敵を倒しても、経験値が上がらなければ、
楽しくありません。

とにかく自分の努力の量を
見えるようにしておくと、
努力が楽しくなるかもしれません。

2 競う

中野氏は、
同じ目標を持つ仲と一緒に頑張ることを進めています。

これは説明する必要もないと思います。

私も授業をしていますが、
「この問題を出来た人は手を挙げて」

できた人から順位をつけていくと
とたんに子供の目が輝きます。

人と競い合う事によってゲーム性が上がります

恥ずかしいかもしれませんが、
テストの点数を友達と言い合ったり、
勉強時間を競ったりしてみましょう。

また計算のスピードを競い合ったり

ソーシャルゲーム感覚で仲間と競い合うことで、努力が継続しやすくなります。



出来るだけ勉強を楽しくし、
努力を長続きさせるために
「ゲーム化」を
意識してみましょう。

にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

高校入試英語は○○だけやればOK!

塾講師を約20年やっています。

長くやっていると、どうすればやる気になったり、成績が上がるのかが、少なからず分かってきます。

それをシェアさせていただき、
これを読んだ方の
助けに少しでもなればと思っています。

タイトルの○○の答えは、

長文です。

私は東海圏の予備校で働いてますが、
例えば昨年の岐阜県の長文問題は、
646語、愛知県は421語です。

これは中学生にとって非常に多いです。

例えば、普段読んでいる教科書の1つの長文が50語ぐらいになります。

ですので、
受験生にとって、いかに入試の長文が長いか分かります。

そして、だいたいどこの県もこの長文だけではなく
200語程度の対話分もあります

英文を「読む」力がメチャクチャ必要になります。

しかし、ふだん学校では、50語程度の教科書本文を
1時間かけてゆっくり解説していきます。

しかし、実際の入試になると、
その倍もの量の文を50分程で読み、
その他の問題も答えなければなりません。

いかに、普段の勉強と入試がフィットしていないかが分かります。

また、問題集をやると、
文法問題ばかりが並んでいます。

実際の入試は長文なのに、
文法問題ばっかやらされる。

なぜかわかりますか?

それは長文問題を作るのが大変だからです。

私もテキストや問題集を作りますが、
長文を1から作るとなると、
ものすごい労力を使います。

そして最終的にはネイティブスピーカーにチェックしてもらう必要があり、
費用もかさみます。

ですので、ほとんどの問題集は文法練習中心です。

ちまたで、入試にでる!!
とうたっているとのも、ただの文法問題集です。

ですので、普通に勉強すると、入試に対応する力はつきません。

ですので
皆さんは、
高校入試に向けて、
長文を読みまくって下さい。


ライバルにメチャメチャ差をつけることが出来ます!


にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

英語5点の不登校の子が見違えるほど出来るようになった勉強法

結論から書くと、

中1の教科書から和訳させていった

です。

英語が苦手な子に対してこの方法は、
マジで効果的です。


彼女は、中3の1学期に入塾しました。

英語の点数を聞くと、5点でした。

2年の途中から学校に行っておらず、不登校

とりあえず、テストだけは受けるが、
できるはずもない
という状況でした。

塾に来ると環境が変わったせいもあり、
勉強し始めました。

しかし、それも長くは続かぬ、
しばらくすると、
授業には出席するものの
ボーッとしているだけ。

このままの自分ではダメだという思いはあるようで、
時おり物凄い勢いで勉強する。

しかし長続きしない
というのを繰り返していました。

私自身私自身どうしたものかと悩み、いろんな方法を試しました。

文法1年生から復習してみたり、
単語を覚えようとしたりさせました。

ただそれもすぐに挫折。

色んな方法を試し、
どれも効果がないので
とりあえず
教科書を中1から和訳させたところ、

彼女の目が輝き、

そこから見違えるように良くなりました。

それをきっかけとしてどんどん成績伸ばしてきました。


なぜこの勉強法がよかったのか

理由1:3年生にとって1年生の初めの部分はスラスラできる。

いつも勉強を始めても直ぐにつまずく彼女にとってスラスラ出来るということは快感だったでしょう。

勉強をやる気になりました。


理由2:どこでつまずいているのかが明確になる。

教科書の本文を訳していくと、
途中で出来なくなるところに出くわします。

それがつまずいている部分です。

とりあえず問題集をやらせても何処がつまずいているか分かりません。

つまずいている所をみつけたら、そこは訳を書いてやるなりして教え込む。

そうすると、無理なくレベルが上がっていきます。


理由3:重要な単語から覚えられる

単語帳で単語を覚えることのデメリットは、
どの単語が重要なのか分かりにくいことです。

しかし、本文を訳していくと
重要な単語は繰り返しでて来ます。

例えば、教科書本文に
comeは繰り返し出てきますが、
Ferris wheel(観覧車)は1回しか出できません。

単語帳では同じ1回です。

ということで重要な単語から覚えられていきます。

また文の中で覚えた方が、
単語の使い方が身につきます。



事実彼女はこの勉強法により、

勉強法と言っても教科書を訳しただけですが、

5点から60~70点はとれるようになりました。


塾講師から見ても、

巷にはいろんな参考書が溢れていますが、

教科書はその中で製作にかけている時間が段違いだと思います。

英語でつまずいている子は、
是非試して見てください。



にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

この時期必ずやって欲しいこと

この時期必ずやって欲しいこと。

それは 
志望校は必ず早いうちに決めてほしい。

受験とはある意味成功体験失敗体験を積むために行うもので、
決めないということは、
何も得るものがない。

2年前にある生徒がいた。
この子はなかなか志望校が決まらず、
ズルズル行き、とりあえず学校の先生が言ってきた自分が行けそうな高校に入った。

しかし、彼女の中にはには、
もっと上の高校に行けたんじゃないのか
という気持ちが常にあった。

その高校で何か嫌な事があるたびに、
入試で頑張らなかったことを後悔し、
そして最終的に、
この子はその高校を辞めてしまった。

頑張って入った高校であればこんなことにならなかっただろうし、
受験に失敗しての高校であっても後悔はない。

頑張ったんだけど、志望校に届かなかった子達は、
高校に入って頑張る子が多い。

高校入試というのは、
この先の人生を生きていく上で、
貴重な成功体験、失敗体験。

志望校を決めずに走り出しては、
失敗体験も成功体験も積めない、

まずは必ず志望校を決めよう。


にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

勉強をする理由とは

塾講師をしていると、
生徒によく聞かれるのが、

「そもそもなんでこんな勉強しなければならないの?」

と聞かれます。


将来使わない科目を勉強する龍はこの2つだと思います。

1 単純に頭が良くなる

勉強をすることによって、
地頭が良くなって、
将来仕事をした時の処理能力が上がります。

例えば仕事柄、
高学歴の同僚が多いのですが、

中学から進学校
高校も県内トップの高校を出ているような人が多いです、

それらの人達に共通するのは、
仕事のスピードが驚くほど早いです。

私が5、6時間かかる仕事を、
誇張なしに30分ぐらいで終わらせてしまいます。

私が残業をしなければいけない時も、
彼らは、さっさと仕事を済まし、
帰っていきます。

これは完全に、
地頭の良さが違うなと感じます。

進学校の人達は、
もともと賢いのだろう
という意見もあるかもしれませんが、

彼らに聞くと、
彼らは、
例外なく物凄い量を勉強しています。

もともと勉強しなくても出来るならば、
そもそも勉強しなくとも良かったはずです。

彼らに聞いても、
勉強するうちに、
暗記力が飛躍的にアップしていったと言っています。

ですので、
将来時間に余裕を持つためにも、
今は多少無理してでも勉強した方がいいのではないかと思います。

2 勉強をすると、将来仕事の段取りが良くなります。

受験に合わせて計画を立てたり、
効率いいやり方を見つけたりするのは、
努力の仕方を学べると思います。

かのホリエモンも、
ビジネスをやる上で
受験勉強のプロセスが非常に役に立ったと言っています。

まとめると、
受験勉強やることによって、

将来仕事に役立つチカラが育ちますので、
直接役に立たなそうな勉強も頑張りましょう。


にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

効率よく勉強できない子の共通点

本日生徒の自主勉強を見ておりました。

学年で5位以内に入る、A子さん。

理科の問題集を解いておりました。

聞くと繰り返し現在3回目。

テストまでには最低5回は繰り返すと言っていました。

成果が出そうな勉強をしています。


いっぽう、成績不振に苦しんでいるB子さん。

英検に向けて勉強しておりました。

分からなかった単語を、
繰り返し繰り返し書いておりました。

しかし、
書いている単語の日本語の意味を聞くと、

「意味は分からない・・・」
とその子は答えました。


英語検定は、
単語を書かされるということもなく、
彼女がなぜその問題ができていなかったのかというと、

単語の日本語の意味がわからなかった。

彼女は英単語の意味を覚える必要がある。

しかし
彼女は、意味がわからないまま
英単語をひたすら書き続けている。


なぜだ??
なぜこんな無意味な勉強をするのだ??


Aさんの例は少し極端ですが、
効果の出ない勉強をしている子は
割と多いもの

それらの子たちに共通するものは??


結構長い時間考えました。


そして気付いたのが、

ゴールが見えていない。


ということじゃないでしょうか?


B子さんはとりあえずその場勉強するということが目的になってしまっています。

それをやることによってどうなりたいかというゴールが見えてないんです。


私はある出来事を思い出しました。

塾講師という仕事柄、
子供たちに話をしてやる気を出させる話ができなければなりません。

ただ、これが非常に難しい。

話すことによって人にやる気を出させるというのは非常に難しい。

話し方の本などを読み漁りました。

そこに書いてあった、テクニックを実行したのですが、
なかなかよくなりません。

生徒たちは、
私の話を聞いても生徒はやる気になりません。

悩んでいたところ。
塾長が私にこうアドバイスしてくれました。

そして、
たった一言のアドバイスで私の喋りが全く変わりました。

塾長は今は教えていませんが、
元々カリスマ塾講師として、
ゼロから五十校舎近くまで塾を発展させた、
本当のカリスマ。

ではその塾長がからなんとアドバイスがもらったのかというと、

「生徒にやる気を出させると言う結果だけを考えて話せ」
ということでした。


話の抑揚などのテクニックに気がいってしまい、
最終的なやる気にさせるというゴールを見失っていたということに気づきました。

ゴールを頭の中で明確にした結果、
私の話の内容は全く違うものになっていました。

生徒の反応も全く違いました。


成績が伸びない、Bさんの勉強も同じです。

その場その場では、
しっかり単語を書こう、
何回も繰り返そうと。
頑張って勉強しているつもりなのでしょうが、
どうしたいのか、というゴールが頭にないため、
効果的な勉強になっていません。


やってみてもらいたいことは、
なにか物事を行う際に、
ゴールを強く意識して行って欲しいということです。


最終的にどうなりたいかというのを、
強く意識して勉強してみてください。

きっと結果が変わるでしょう。


にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

驚くほどはかどります!

テストが迫ってきているので、

勉強しなければならない。

でも、
なかなか始められない・・・

そういう時があるのではないでしょうか?


そういうときに、
試してもらいたいことがあります。


それは、

時間があいたときに、

十分だけやってみる

です。


たかが10分と思うかもしれませんが、
驚くほど勉強がはかどります。


そういう私もやるべきことに
手が付かない時があります。

最近も6月まで期限のテキストの作成があったのですが、
なかなかやり始めることができませんでした。

家に持って帰ってやろうとしても。
なかなかやる気になれず。

明日からやろう・・・
と思ってるうちに締め切りの日が近づいてきていました。

そこで、

とにかく他の仕事の隙間時間に、
十分だけ
テキストを作っていくことしました。


そうすると驚くべきことにものすごくはかどりました、

十分しかやらないと決めると、
いつもより集中してでき、
短時間での作業効率が上がりました。

また、
10分と決めてやり始めたとしても、
気づいたら30分1時間とやっているところがありました。

まとまった授業を作ってやろうと考えていた時には全く進まなかったテキスト作成が、
隙間時間だけでほぼ終わってしまいました。

皆さんも、
なかなか机に座って勉強する気持ちになれない時は、


休み時間の10分、
ご飯前の十分、
すきま時間だけでいいので勉強してみてください、


驚くほどはかどります。


にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村