英語5点の不登校の子が見違えるほど出来るようになった勉強法

結論から書くと、

中1の教科書から和訳させていった

です。

英語が苦手な子に対してこの方法は、
マジで効果的です。


彼女は、中3の1学期に入塾しました。

英語の点数を聞くと、5点でした。

2年の途中から学校に行っておらず、不登校

とりあえず、テストだけは受けるが、
できるはずもない
という状況でした。

塾に来ると環境が変わったせいもあり、
勉強し始めました。

しかし、それも長くは続かぬ、
しばらくすると、
授業には出席するものの
ボーッとしているだけ。

このままの自分ではダメだという思いはあるようで、
時おり物凄い勢いで勉強する。

しかし長続きしない
というのを繰り返していました。

私自身私自身どうしたものかと悩み、いろんな方法を試しました。

文法1年生から復習してみたり、
単語を覚えようとしたりさせました。

ただそれもすぐに挫折。

色んな方法を試し、
どれも効果がないので
とりあえず
教科書を中1から和訳させたところ、

彼女の目が輝き、

そこから見違えるように良くなりました。

それをきっかけとしてどんどん成績伸ばしてきました。


なぜこの勉強法がよかったのか

理由1:3年生にとって1年生の初めの部分はスラスラできる。

いつも勉強を始めても直ぐにつまずく彼女にとってスラスラ出来るということは快感だったでしょう。

勉強をやる気になりました。


理由2:どこでつまずいているのかが明確になる。

教科書の本文を訳していくと、
途中で出来なくなるところに出くわします。

それがつまずいている部分です。

とりあえず問題集をやらせても何処がつまずいているか分かりません。

つまずいている所をみつけたら、そこは訳を書いてやるなりして教え込む。

そうすると、無理なくレベルが上がっていきます。


理由3:重要な単語から覚えられる

単語帳で単語を覚えることのデメリットは、
どの単語が重要なのか分かりにくいことです。

しかし、本文を訳していくと
重要な単語は繰り返しでて来ます。

例えば、教科書本文に
comeは繰り返し出てきますが、
Ferris wheel(観覧車)は1回しか出できません。

単語帳では同じ1回です。

ということで重要な単語から覚えられていきます。

また文の中で覚えた方が、
単語の使い方が身につきます。



事実彼女はこの勉強法により、

勉強法と言っても教科書を訳しただけですが、

5点から60~70点はとれるようになりました。


塾講師から見ても、

巷にはいろんな参考書が溢れていますが、

教科書はその中で製作にかけている時間が段違いだと思います。

英語でつまずいている子は、
是非試して見てください。



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