やる気が出ない時の勉強法
20年近く、主に中学生を教えています。その中で気づいたことを書きます。
勉強をしていると、「どうもやる気がでないなー」という時があると思います。その時に試して欲しいこと。
1きちんとやろうとしすぎない
何事も質を高めよう、高めようとすると固まってしまうことがあります。
真面目な子に多いのですが、完璧を追い求めるあまり、勉強をするのが嫌になってしまうことがあります。
ですので、まずは「雑でもいい」という気持ちでやってみてください。
英作文が苦手な、A君という生徒がいました。彼は英作文になると固まってしまい。全然勉強が進みません。
そんなA君に「適当でいいから、間違えまくっていいからとにかくドンドン書いてみようと指示しました。」10題解くのに30分かかっていたものを、5分でやってみるように言いました。
するとどうでしょう、多少の間違えはありましたが、どんどん書けました。「間違えまくってもいい。」という事からストレスから解放され勉強できたのでしょう。
雑でもいいので、やってるうちにやる気が出てきます。
やる気が出ないときは、質にこだわらずやってみましょう。
2 得意科目をやろう
やる気が出ないときは、得意科目をやった方がいいと思います。
人間誰でも調子のいい時もあれば、悪い時もあります、調子の悪い時に苦手科目をやると全くすすみません。
全く進まない自分にさらに嫌になり、もう今日はやめようとなります。ですので、まずは得意科目でやる気を出しましょう。
毎日欠かさず勉強をしているというB君に「やる気が出ないときはないの?」と聞くと「まずは必ず得意な計算問題からやる、そうすると勉強の調子が出て、集中できる。」という答えが返ってきました。
やる気が出ない時には得意な科目で、まずは勢いをつけてみましょう。